男子ハンドボール世界選手権vol4〜優勝国は?!〜
お疲れ様です。
ハンドボール大好きマンです。
世界選手権もついに最終日、ついに優勝国が決まりました!
優勝国は2020東京オリンピックの出場権を得ることができます。
デンマークの優勝です!🇩🇰
ちなみに2016のリオオリンピックも優勝しています!
この試合はデンマークの強烈すぎるOF力が光りました。
ライトバックにミケルハンセンを置き、バックプレーヤー全員右利き。
デンマークにも左利きのライトバックはいますが…
結果的にこの起用が功を奏しました。
攻撃の始まりはライトバックがセンターの位置まで動いて1対1、センターとレフトバックはパスを受けたら持ちすぎずに早めにボールを離していきます。
センターで仕掛けたライトバックは本来の位置まで開いてパスを待つ。
あら、不思議!ライトバックに回る頃にはズレているか、広い1対1ができているのです。
あとはハンセンがそのまま決めるか、決定力の高い右サイドにずらして決める。
それでもまだDFがついてくる時は左まで振ります。
パス回しが速い上に球離れがいいので、DFに捕まることが少ないです。
その状態でパスを回され続けるとアタックをかけるDFは後手後手になり、もう対応できません。
じゃあ、でなきゃいいじゃん!と思うじゃないですか?
でなきゃ、強烈なシュートを持ってるバックプレーヤーに打ち込まれてどちらにせよボコボコにされます 笑笑
あのOFには0-6DFでは厳しいかなと思います。
1-5DFにしてパスの回りを遮断しなければデンマークのOFは止められないんじゃないかと。
その分サイドは打ちやすくなるのでGKの出来が試合を大きく左右することにはなります…
DFはどこでリスクを取るか、その見極めが重要になります。それはもちろん相手チームによって変わってきます。
だから、様々な相手に対応するためにDFシステムは複数持っておくべきですね。
また、ノルウェーOFはデンマークのGKランディンに阻まれ点数を重ねることはできませんでした…
GKが当たればDFもある程度リスクを負ってカットに出たり激しいアタックをかけたりと余裕を持つことができます。
正直GKの出来は試合の行方を大きく左右します。
今大会はデンマークが圧倒的なOF力で制しましたが、東京オリンピックまでは1年半あります。その間に世界中で対策が取られたり、新しいDFシステムだったりOFシステムが構築されるでしょう。
2020東京オリンピックの戦いは今この瞬間から始まります。
東京の舞台でどんな戦いが繰り広げられるか今から楽しみですね!